「つづきのみどりを守り育てる会」      (略称「グリーン・つづき」) のブログ

都筑区荏田東4丁目と荏田南町そして荏田東町にまたがる自然豊かな柚木台の街づくりを目指している会のブログです

荏田東町の石碑その2

転がり坂の登り口にある、三体の石碑です。この三体は元々は別の場所に有ったものですが、都合によりこの場所に安置されました。写真、向かって右側の石碑は「猿田彦道祖神」、中央の一番大きな石碑は「地神尊」、向かって左側の石碑は「馬頭観世音」です。

それぞれの石碑には建立年が記されています。

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・「猿田彦道祖神」は享和3年(1803年)に道の安全祈願の為に建立されました。謂れはニニギノミコト天孫降臨の時に、道案内役として出現した神様が猿田彦で、そこから道の神、旅の神として祀られたそうです。

・中央の「地神尊」は明治26年に建てられtもので、農業の神様として、山の神、田の神とされ、五穀豊穣を願って建立されました。

・向かって左側の「馬頭観世音」は安政3年(1856年)に建てられたもので、馬が水や草を貪る様に食べることから、煩悩や邪悪の現世から苦しみを救ってくれる事を願って信仰されたものですが近世になって、馬が亡くなった時も建立された様です。

 

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